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中国公演スペシャル
 訪中日記

Vol.2


揚州・南京編!



 初めまして! 今年前進座に入座した坂本敦彦です。
 今回はじめて旅日記を書かせていただきます。さて南京と揚州の担当ということですので…。

 まずは南京大虐殺記念館がショッキングでなりませんでした。戦争の悲惨さや戦争によって人間の心が狂ってしまった事実を目の当たりにして、こういう歴史があったことを決して忘れてはならないと思いました。僕の初舞台は「銃口」でしたので、劇中の戦争のシーンが頭に浮かびました。

 続いて鑑真和上の故郷揚州についてですが、何といっても大明寺ですね。お寺の敷地内にはたくさんのお堂や住居などがあり、その中の鑑真紀念堂に鑑真和上像がありました。その表情からは苦難の道を歩んできた強さや温かさを感じ取ることができたような気がします。また、見学中にテレビの撮影に遭遇しました。お堂の中にたくさんのお坊さんたちが集まっていて、全員に一斉にお経をあげ始めました。日本で聞くお経とは違い、最初はスローテンポで、徐々にテンポアップしていき、とても迫力がありました。この撮影は集合時間ぎりぎりに行われていたので、現場に立ち会えた僕たち数名はちょっと得した気分でした。

 中国は世界遺産も多く、スケールの大きい魅力的な国でした。これからも日本と中国が国際交流を深めていくことを願っています。
 それでは皆さん、再見!

【坂本敦彦 記】


 

※サムネイル写真をクリックすると拡大表示されます。

 
■南京大虐殺記念館の前で
■大明寺へ向かう船の中です。
■これは外から見たところ
 
     
 
 

■大明寺に到着。これから中を見学します。

 
 

■揚州大劇院搬入の様子です。晴天!

 
 

 

 
 
   

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