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2005年11月〜12月
【全国公演】

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　ノンちゃんとパパは、ママが死（し）んでから二人（ふたり）でよく旅（たび）をしていました。
ある日（ひ）、美（うつく）しい森（もり）が近（ちか）くにある町（まち）に引っ越（ひっこ）してきました。

　その森（もり）の中（なか）で、ノンちゃんはオバケちゃんに会（あ）ったのです。
『ぼく、かいじゅうじゃありません。オバケちゃんです。ネコによろしく。』
なんて素敵（すてき）なあいさつじゃありませんか。
二人（ふたり）はすっかり仲（なか）よくなりました。

　ところが大変（たいへん）、この平和（へいわ）な森（もり）に一大（いちだい）事件（じけん）がもちあがったのです。
欲（よく）に目（め）がくらんだ太（ふと）った男（おとこ）が森（もり）を買い占（かいし）め、大（おお）もうけをしようというのです。
森（もり）が無（な）くなったらオバケ一家（いっか）の住（す）む所（ところ）がなくなってしまいます。

　オバケちゃんたちは、いろいろなオバケに化（ば）けて追い出（おいだ）そうとしますが、
反対（はんたい）にお金（かね）もうけに利用（りよう）されてしまいます。

　ついにパパオバケは太（ふと）った男（おとこ）の心（こころ）の中（なか）へ入（はい）ることを決（き）めたのでした・・・。