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かいせつ



鶴屋南北の最高傑作として、また歌舞伎屈指の人気作として、今も私たちを楽しませて くれる名作。
怪談といえば「四谷怪談」、幽霊と言えば「お岩様」。
ケレン・カラクリに満ち た「髪梳き」「戸板返し」「提灯抜け」などなど、驚きの名場面が続きます。

前進座の上演 は、一九八二年以来、実に三十四年ぶり。先代河原崎国太郎がお岩を演じ、〈お岩・伊右衛 門〉のメインストーリーに、〈お袖・与茂七・直助〉のサイドストーリーである「三角屋敷の 場」を加えた上演は大評判を取りました。
非情な伊右衛門の犠牲になったお岩の哀れさ、 名もなき庶民たちの壮絶な生き様に迫る前進座版。儚く美しい「夢の場」も含め、南北 劇らしい趣向と世話物の面白さをお届けします。
お岩役は『お染の七役』『解脱衣楓累』 など多くの南北劇のヒロインを演じてきた当代河原崎國太郎。

当代俳優陣・スタッフの総 力を結集し“前進座歌舞伎”の新たなステージをお見せします。八十五周年メモリアル公演にご期待下さい。

 

  場割り    
  第一幕 第一場 浅草観世音境内の場
    第二場 宅悦住居の場
    第三場 裏田圃の場
  第二幕 第一場 伊右衛門浪宅の場
    第二場 伊藤喜兵衛内の場
    第三場 伊右衛門浪宅の場
  第三幕   砂村隠亡堀の場
  第四幕 第一場 深川三角屋敷の場
    第二場 同 返し
    第三場 夢から蛇山庵室の場

 


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Zenshinza Kabuki
May 2016 National Theater of Japan