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2005年10月18日版
公演だより

 

 

 

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Vol.14

班内HP担当=高橋佑一郎


 

 

久しぶりに旅日記を書かせていただきます、只今銃口で九州巡演中の坂本敦彦です。

10月5日銃口班は鹿児島で夜6時半から公演があり、昼間の空いている時間を利用し 銃口班の若手を中心に知覧特攻平和会館にレンタカーで出掛けました。銃口班は今年の8月に再演をした「今日われ生きてあり」の出演者が多く、私もその一人で是非一度行ってみたいと思っていました。

館内には沖縄決戦で戦死された特攻兵の遺影や遺書、遺品などが数多く展示してありました。ここにあるたくさんの遺影を見て、一人一人の人生が過去に実際にあって、自分の様に生きていたんだと思うと胸がいっぱいになりました。中には私が「今日われ生きてあり」で演じる岩井定好伍長の遺影と遺書もありました。初めて岩井伍長のお顔を拝見したのですが、当時18歳だったこともありますがとてもかわいらしい顔をしてらっしゃいました。ずっと遺影をみていると妙に親愛の情が湧いてきました。

館内を一通り見終わり、売店で本を買おうと何冊かあるうちの一冊を取りパラッと真ん中あたりのページを見ると、何と岩井伍長の事が書いてあるページでその本の5分の1くらいは岩井伍長の事が書いてありました。私はすぐにその本を買い、今、読んでいる最中です。私たちは平和会館を出たあと「今日われ生きてあり」の主な舞台となっている富屋食堂を復元し資料館にした「ホタル館」と三角兵舎の跡にも行きました。

私はこの知覧ツアーを通じ、今日自分が生きている事は、戦争という大変な時代を懸命に生きて来た方々の尊い犠牲と共に、その方々の無念な思いや魂を役者として表現できる事にとてもやり甲斐を感じ幸せに思いました。
知覧での経験はきっと11、12月の「今日われ生きてあり」の巡演に生かされるはずです。皆様ご期待ください!

【坂本敦彦 記】

 
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復元した三角兵舎前で。

■ 復元した三角兵舎前で。

戦闘指揮所跡。
■ 戦闘指揮所跡。
三角兵舎跡。 
■ 三角兵舎跡。
 
「今日われ生きてあり」のラストシーンのように。
■ 「今日われ生きてあり」のラストシーンのように。
 
銃口 

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